約 349,553 件
https://w.atwiki.jp/oreka573/pages/46.html
雑誌付録月刊コロコロコミック付録 別冊コロコロコミック付録 その他付録・限定イラスト コラボ 配布 イベント 雑誌付録 月刊コロコロコミック付録 カードNo. 属性 クラス モンスター名 収録 備考 CCCC-001 水 ☆☆ さすらいの戦士タンタ 月刊コロコロコミック 2012/04号 EX技が通常と異なる CCCC-002 風 ☆☆☆ さすらいの魔獣ギリメ 月刊コロコロコミック 2012/05号 CCCC-003 風 ☆ さすらいの銀竜のタマゴ 月刊コロコロコミック 2012/06号 CCCC-004 火 ☆☆ さすらいの剣士ダンテ 月刊コロコロコミック 2012/07号 CCCC-005 水 ☆ さすらいの氷結精 月刊コロコロコミック 2012/08号 CCCC-006 火 ☆☆ さすらいのサリエル 月刊コロコロコミック 2012/09号 CCCC-007 土 ☆☆ さすらいの銃士ダルタ 月刊コロコロコミック 2012/10号 初期コマンドが通常と異なる CCCC-008 土 ☆ さすらいの竜のズコツ 月刊コロコロコミック 2012/11号 CCCC-009 風 ☆☆☆☆ さすらいの魔人ジン 月刊コロコロコミック 2012/12号 CCCC-010 風 ☆☆ さすらいの竜騎兵レオン 月刊コロコロコミック 2013/01号 CCCC-011 火 ☆☆☆☆ さすらいのスサノヲ 月刊コロコロコミック 2013/02号 CCCC-012 土 ☆ さすらいの金竜のタマゴ 月刊コロコロコミック 2013/03号 CCCC-013 火 ☆☆ さすらいの熱戦士アレス 月刊コロコロコミック 2013/04号 CCCC-014 火 ☆ さすらいの黒炎竜の火種 月刊コロコロコミック 2013/05号 CCCC-015 土 ☆☆☆ さすらいの近衛隊長バルト 月刊コロコロコミック 2013/06号 CCCC-016 水 ☆☆ さすらいの海賊アズール 月刊コロコロコミック 2013/07号 CCCC-017 土 ☆☆ さすらいの盗賊ユライ 月刊コロコロコミック 2013/08号 CCCC-018 土 ☆☆☆ さすらいのヘイムダル 月刊コロコロコミック 2013/09号 CCCC-019 土 ☆☆ さすらいのダイヤ 月刊コロコロコミック 2013/10号 CCCC-020 土 ☆☆ さすらいのゾンビーくん 月刊コロコロコミック 2013/11号 CCCC-021 土 ☆☆ さすらいの獣戦士ライオ 月刊コロコロコミック 2013/12号 CCCC-022 風 ☆☆ さすらいの剣客ヒエン 月刊コロコロコミック 2014/01号 PC14-000 ? 表示なし なぞの陰龍インシェンロン 先行体験イベント用 CCCC-023 風 ☆☆ さすらいのカゲ 月刊コロコロコミック 2014/02号 CCCC-024 土 ☆ さすらいのビンボーガミ 月刊コロコロコミック 2014/03号 CCCC-025 火 ☆☆ さすらいの炎の戦士バーン 月刊コロコロコミック 2014/04号 CCCC-026 土 ☆☆ さすらいのパズ 月刊コロコロコミック 2014/05号 CCCC-001 水 ☆☆ さすらいの戦士タンタ 2012/04号付録の再録 CCCC-002 風 ☆☆☆ さすらいの魔獣ギリメ 2012/05号付録の再録 CCCC-027 火 ☆☆ さすらいの炎の召喚士ヒート 月刊コロコロコミック 2014/06号 CCCC-028 水 ☆☆ さすらいの水の戦士フロウ 月刊コロコロコミック 2014/07号 CCCC-029 風 ☆☆ さすらいのフリート 月刊コロコロコミック 2014/08号 PC14-002 火 ☆☆☆☆ やせいのブラック・レッドドラゴン CCCC-030 水 ☆☆☆☆ さすらいの魔海将フィスカ 月刊コロコロコミック 2014/09号 CCCC-031 土 ☆☆ さすらいの土の戦士ロック 月刊コロコロコミック 2014/10号 CCCC-032 土 さすらいのゴクオーくん 月刊コロコロコミック 2014/11号 CCCC-033 火 ☆ さすらいの吸血竜のタマゴ 月刊コロコロコミック 2014/12号 CCCC-034 風 ☆☆ さすらいの風の戦士ハヤテ 月刊コロコロコミック 2015/01号 PC15-000 ? 表示なし なぞの天界竜バハムート 先行体験イベント用 CCCC-035 風 ☆☆☆☆ さすらいの風隠の族長オロシ 月刊コロコロコミック 2015/02号 CCCC-036 火 ☆ さすらいのシロッチ 月刊コロコロコミック 2015/03号 CCCC-037 火 ☆☆ さすらいの鉄戦士クロム 月刊コロコロコミック 2015/04号 OC01-001 火 ☆ さすらいのケロゴン 神邪ハイボール所持 CCCC-038 土 ☆ さすらいのアヴァドンフード 月刊コロコロコミック 2015/05号 OB04-034 土 ☆☆☆☆ さすらいのゴーレム 邪煉瓦所持 CCCC-015 土 ☆☆☆ さすらいの近衛隊長バルト コインフレーム所持 CCCC-020 土 ☆☆ さすらいのゾンビーくん コロコロコミック所持 OMOC-001 ? 表示なし にんげんの神邪エイル CCCC-039 火 ☆☆☆☆ さすらいの魔将ガープ 月刊コロコロコミック 2015/06号 CCCC-040 水 ☆☆ さすらいの雪戦士スノー 月刊コロコロコミック 2015/07号 OB05-059 風 ☆☆☆☆ さすらいの竜皇フェイロン CCCC-041 水 ☆ さすらいの深海タマゴ 月刊コロコロコミック 2015/08号 ラムネビーボール所持 CCCC-042 土 ☆☆ さすらいのパスカル先生 月刊コロコロコミック 2015/09号 CCCC-043 土 ☆☆ さすらいの天戦士クレイ 月刊コロコロコミック 2015/10号 ジャンジャンハイボール所持 CCCC-044 風 ☆☆ さすらいのラコーラ 月刊コロコロコミック 2015/11号 ジンジャードラボール所持 CCCC-045 水 ☆☆☆ さすらいのアザゼル 月刊コロコロコミック 2015/12号 CCCC-046 風 ☆☆ さすらいの竜戦士リント 月刊コロコロコミック 2016/01号 キングハイボール所持 CCCC-047 風 ☆☆☆ さすらいの放浪の竜騎士レオン 月刊コロコロコミック 2016/02号 別冊コロコロコミック付録 カードNo. 属性 クラス モンスター名 収録 備考 OB00-062 火 ☆☆ さすらいのカブト 別冊コロコロコミック 2012/10号 竜のヒゲ所持 OB00-064 火 ☆☆ さすらいのクワガ 竜のキバ所持 OB01-032 風 ☆☆ さすらいのキリカマ 竜の肝所持 OB00-042 土 ☆☆ さすらいのロボ弐式陸戦型 別冊コロコロコミック 2012/12号 ネジ所持 OB01-019 水 ☆ さすらいのカメのタマゴ 別冊コロコロコミック 2013/02号 こおりのかたまり所持 OB01-042 水 ☆☆ さすらいのレヴィ こおりのかけら所持 OB00-035 火 ☆☆ さすらいの魔戦士タンタ 別冊コロコロコミック 2013/04号 竜の骨所持 OB03-019 火 ☆☆ さすらいの黒竜騎兵レオン 別冊コロコロコミック 2013/06号 赤竜のウロコ所持 OB01-034 土 ☆☆ さすらいのバチ 別冊コロコロコミック 2013/08号 OB02-026 水 ☆☆ さすらいのタガメ OB03-027 風 ☆☆ さすらいのアゲハ OB01-012 土 ☆ さすらいのロボ壱式 別冊コロコロコミック 2013/10号 採掘ユニット所持 OB01-005 土 ☆ さすらいの黒竜のタマゴ 別冊コロコロコミック 2013/12号 LV10 br暗黒竜のツメ所持 OB00-031 風 ☆ さすらいの鳥竜のタマゴ 別冊コロコロコミック 2014/02号 LV10 br鳥竜のツメ所持 OB04-022 水 ☆☆ さすらいの重戦士クラン 別冊コロコロコミック 2014/04号 OB00-075 土 ☆ さすらいの蛇竜のタマゴ 別冊コロコロコミック 2014/06号 LV10 OB01-019 水 さすらいのカメのタマゴ 別冊コロコロコミック 2014/08号 LV10 OB00-047 火 ☆☆ さすらいの黒魔法使いジヨン 別冊コロコロコミック 2014/10号 OB01-016 土 さすらいのアルカ OB06-031 土 さすらいのフランケンボーイ OB02-033 水 ☆☆☆ さすらいの青魔導シシ 別冊コロコロコミック 2014/12号 OB03-022 水 ☆☆ さすらいの魔法騎士マジカ 別冊コロコロコミック 2015/02号 LV10 brマジカルソードΣ所持 CCCC-011 火 ☆☆☆☆ さすらいのスサノヲ 別冊コロコロコミック 2015/04号 天叢雲剣所持 OB04-005 火 ☆ さすらいのピート 別冊コロコロコミック 2015/06号 フェニックスの炎所持 OB02-065 風 ☆☆ さすらいのステゴ 別冊コロコロコミック 2015/08号 ステゴゲノム所持 OB02-078 土 ☆☆ さすらいのアンキロ OB05-004 土 ☆ さすらいのロボ壱式採掘型 OB05-037 風 ☆☆☆☆ さすらいのトール 別冊コロコロコミック 2015/10号 OB05-053 水 ☆☆☆ さすらいのイエティ 雪男の足跡所持 OB06-025 土 ☆☆ さすらいの黒騎士エッジ 別冊コロコロコミック 2015/12号 ダークネスエッジ所持 OB03-028 火 ☆☆ さすらいのアスタ 別冊コロコロコミック 2016/02号 魔公爵のマント所持 その他付録・限定イラスト カードNo. 属性 クラス モンスター名 収録 備考 OC01-001 火 ☆ さすらいのケロゴン コロコロコミックス モンスター烈伝オレカバトル1巻 OC02-001 土 ☆☆☆☆ さすらいのアヴァドン コロコロコミックス モンスター烈伝オレカバトル2巻 OC02-002 風 王子マルドク カード番号OC02-001のアヴァドンから王子マルドクを作る OC03-001 水 ☆☆ さすらいの海賊アズール コロコロコミックス モンスター烈伝オレカバトル3巻 OC03-002 水 ☆☆☆ キャプテン・アズール カード番号OC03-001の海賊アズールから進化 OC04-001 土 ☆ さすらいのベージ コロコロコミックス モンスター烈伝オレカバトル4巻 魔王家の紋章所持 OC04-002 土 ☆☆☆☆ 古神兵サルベージ カード番号OC04-001のベージから進化 通常のベージと違い、魔王家の紋章を持ったままLV10にするとクラスチェンジによって進化可能 OC05-001 風 ☆ さすらいの汚れたタマゴ コロコロコミックス モンスター烈伝オレカバトル5巻 LV10 OC06-001 水 ☆ さすらいの海竜のしずく コロコロコミックス モンスター烈伝オレカバトル6巻 LV10 OC07-001 風 ☆ さすらいの大樹竜の球根 コロコロコミックス モンスター烈伝オレカバトル7巻 LV10 OM01-001 火 ☆☆ さすらいの剣士ダンテ コロコロコミックス オレカモンスターズ冒険烈伝1巻 OM01-002 水 ☆☆☆☆ 魔王アズール カード番号OM01-001の剣士ダンテをチームに入れて(BOSS)魔王アズールと戦う OM02-001 火 ☆☆ さすらいの熱戦士アレス コロコロコミックス オレカモンスターズ冒険烈伝2巻 OM02-002 火 ☆☆☆ 熱剣士アレス カード番号OM02-001の熱戦士アレスから進化 OM03-001 水 ☆☆ さすらいの水の戦士フロウ コロコロコミックス オレカモンスターズ冒険烈伝3巻 OM03-002 水 ☆☆☆ 流水の騎士フロウ カード番号OM03-001の水の戦士フロウから進化 OO01-001 火 ☆☆☆☆ さすらいの魔王ムウス コロコロコミックス 大集合!オレたちオレカ!!1巻 MD01-001 ? 表示なし にんげんの神邪エイル コロコロコミックス 魔王だゼッ!!オレカバトル1巻 神邪ハイボール所持 MD01-002 火 ☆☆ ジンジャーエイル カード番号MD01-001のにんげんの神邪エイルと神邪ハイボールを合体 MD02-001 風 ☆☆ さすらいのラコーラ コロコロコミックス 魔王だゼッ!!オレカバトル2巻 MD02-002 風 ☆☆☆ 魔公ラコーラ カード番号MD02-001のラコーラから進化 OB02-008 土 ☆ さすらいの岩竜のタマゴ 別冊コロコロコミック増刊 オレカバトルオレカンペキBOOK LV10 OB00-010 水 ☆ さすらいの赤のプリンセス 別冊コロコロコミック増刊 オレカバトルオレカンペキBOOK2 女王の口づけ所持 OB04-006 火 ☆ さすらいの魔王のトリタマゴ LV10 OB05-014 水 ☆ さすらいの凍竜のタマゴ 別冊コロコロコミック増刊 オレカバトルオレカンペキBOOK3 LV10 OB06-011 水 ☆ さすらいの白竜のタマゴ OB00-099 火 ☆ さすらいの火山弾 別冊コロコロコミック増刊 オレカバトル新オレカンペキBOOK新序章 LV10 OB04-006 火 ☆ さすらいの魔王のトリタマゴ OB01-063 土 ☆ さすらいのロボ零壱式 別冊コロコロコミック増刊 オレカバトル新オレカンペキBOOK新1章 神のネジ所持 OB01-071 土 ☆☆ さすらいのロボ零弐式 OB03-011 土 ☆ さすらいのヤマタマゴ モンスター烈伝オレカバトル オレカンペキ攻略全集1 LV10 OB07-014 風 ☆ さすらいの猿石 モンスター烈伝オレカバトル オレカンペキ攻略全集2 LV10 OB02-055 土 ☆ さすらいの竜灰 モンスター烈伝オレカバトル オレ完全カードファイル 新序章~新3章編 LV10 brドラゴンズアッシュ所持 OB07-020 風 ☆☆ さすらいのゴエモン CD オレカンゲキミュージック2 招き猫所持 OB00-103 火 ☆☆ さすらいの炎の戦士バーン CD オレカバトル主題歌 オレカ オマエカ 限界バトル!! CD(決戦!バーニング)所持 SS01-001 火 ☆ さすらいのケロゴン オレカンペキスタートセット LV10カード番号が通常と異なる SS01-002 火 ☆☆ さすらいの炎の戦士バーン SS01-003 火 ☆☆ さすらいのヴァル SS01-004 火 ☆ さすらいの火竜のタマゴ SS01-005 火 ☆☆☆☆ さすらいの魔王ムウス OMOC-002 火 ☆☆ ジンジャーエイル にんげんの神邪エイル+神邪ハイボールの合体で誕生 期間限定およびランダム出現エリア「ジンジャー島」に登場。捕獲可能。 OMOC-003 水 ☆☆ ジンジャーラムネイル ジンジャーエイル(Lv不問)+ラムネビーボールの合体で誕生 OMOC-004 火 ☆☆☆ 魔主ジンジャーエイル ジンジャーエイル(Lv不問)+ジャンジャンハイボールの合体で誕生 OMOC-005 火 ☆☆☆ 魔竜ジンジャーエイル 魔主ジンジャーエイル(Lv不問)+ジンジャードラボールの合体で誕生 OMOC-006 火 ☆☆☆☆ 魔王ジンジャーエイル 魔主ジンジャーエイル(Lv不問)+キングハイボールの合体で誕生 BK01-001 火 ☆ さすらいのケロゴン コロコロコミックス ぼくのケロゴン コラボ 月刊コロコロコミック付録の中から、他の漫画のキャラクターを抜粋表記。~ カードNo. 属性 クラス モンスター名 収録 CCCC-020 土 ☆☆ さすらいのゾンビーくん 月刊コロコロコミック 2013/11号 br月刊コロコロコミック 2015/05号 CCCC-032 土 さすらいのゴクオーくん 月刊コロコロコミック 2014/11号 CCCC-042 土 さすらいのパスカル先生 月刊コロコロコミック 2015/09号 配布 イベント参加等で配布されたカード~ カードNo. 属性 クラス モンスター名 収録 備考 OB00-034 水 ☆☆ さすらいの戦士タンタ 次世代ワールドホビーフェア 12 Winter イラストやEX技が通常仕様 CCCC-004 火 ☆☆ さすらいの剣士ダンテ 次世代ワールドホビーフェア 12 Summer br次世代ワールドホビーフェア 13 Winter CCCC-001 水 ☆☆ さすらいの戦士タンタ プロモーションパック((WHFでのオレカグッズ購入特典またはイベントステージ参加記念として配布))にランダム封入 EX技が通常と異なる CCCC-002 風 ☆☆☆ さすらいの魔獣ギリメ CCCC-003 風 ☆ さすらいの銀竜のタマゴ CCCC-005 水 ☆ さすらいの氷結精 CCCC-006 火 ☆☆ さすらいのサリエル CCCC-010 風 ☆☆ さすらいの竜騎兵レオン 次世代ワールドホビーフェア 13 Summer brコナミキッズキャラバン brコロツアー2013 コロコロコミック所持 OB03-043 火 ☆☆☆☆ さすらいのスサノヲ Konami Arcade Championship 2013 CCCC-022 風 ☆☆ さすらいの剣客ヒエン 次世代ワールドホビーフェア 14 Winter br次世代ワールドホビーフェア 14 Summer brコナミキッズキャラバン2014 brコロツアー2014 OB00-074P 火 ☆☆☆☆ さすらいの魔王ムウス 次世代ワールドホビーフェア 15 Winter カード番号が通常と異なる OBSP-001 水 ☆☆☆☆ やせいのクリスタルドラゴン 2枚セット PC14-003 水 ☆☆☆☆ やせいのホワイト・ブルードラゴン コナミキッズキャラバン2015来場者配布 brキャンペーン期間中、対象店舗で対象商品を1500円以上購入する OMOC-002 火 ☆☆ さすらいのジンジャーエイル コロツアー2015会場内スタンプラリー達成者配布 イベント 注 陽龍の大タマゴ、覇星神ライシーヤは新7章に分類されています。~ カードNo. 属性 クラス モンスター名 収録 備考 PC12-001 火 ☆☆☆☆ ダンテズ・レッドドラゴン 次世代ワールドホビーフェア他イベント PC13-001 火 ☆☆☆☆ 祟竜ヤマタノオロチ PC14-001 水 ☆☆☆☆ 陰龍インシェンロン PC15-001 土 ☆☆☆☆ 天界竜バハムート PC15-002 土 ☆☆☆☆ 冥界竜ダークバハムート 期間限定イベント「日本列島竜断 限定ドラゴン討伐大会~オレ夏の陣~」で出現期間限定イベント「限定ドラゴン討伐クエスト」モードに出現 OSBR-001 水 ☆☆☆☆ 大魔王アズール 第1回オレ最強決定戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア第4回オレ最強大合戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-002 土 ☆☆☆☆ 大魔王サッカーラ 第2回オレ最強決定戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア第1回オレ最強大合戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-003 風 ☆☆☆☆ 大魔王ナナワライ 第3回オレ最強決定戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア第2回オレ最強大合戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-004 火 ☆☆☆☆ 大魔王ムウス 第4回オレ最強決定戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア第3回オレ最強大合戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-005 火 ☆☆ 真魔王チビムウス 第5回オレ最強決定戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-006 火 ☆☆☆☆ 紅のリヴィエール 第6回オレ最強決定戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-007 水 ☆☆☆☆ 銀月のルシフェル 第7回・第8回オレ最強決定戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-008 火 ☆☆☆☆ 金陽のミカエル OSBR-009 火 ☆☆☆☆ 大魔皇ラフロイグ 第1回・第6回オレ最強大合戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-010 水 ☆☆☆☆ 大魔皇クジェスカ 第2回・第6回オレ最強大合戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-011 土 ☆☆☆☆ 大魔皇トカイ 第3回・第6回オレ最強大合戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-012 風 ☆☆☆☆ 大魔皇マオタイ 第4回・第6回オレ最強大合戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-013 火 ☆☆☆☆ 創造神ロケーシャ 第7回オレ最強大合戦の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OSBR-014 火 ☆☆☆☆ 破壊神マハデーヴァ OSBR-015 火 ☆☆☆☆ 調和神クリシュナ OBSE-001 風 ☆☆☆☆ エメラルドドラゴン 超低確率で出現する幻定エリア OBSP-001 水 ☆☆☆☆ クリスタルドラゴン 「水晶のベル」を使う事で現われる幻定エリア OBSP-002 土 ☆☆ 獣戦士ライオ 東京ゲームショウ2013 カード番号が通常と異なる OBSP-003 土 ☆☆☆☆ ダイダラボッチ 「駒草の押し花」を使うことで出現する幻定エリア OBSP-004 火 ☆ ケロゴン(金) オレコマンドで出現 OBSP-005 火 ☆☆☆☆ 舞王ナタラジャ 幻定エリアまたはオレコマンドで出現 OBSP-006 水 ☆☆☆☆ 鋏竜ザリガリオン オレコマンドで出現 要2人プレイ OBSP-007 水 ☆☆☆ 幽鬼ジャンヌ 幻定エリアまたはオレコマンドで出現 OBSP-008 土 ☆☆☆☆ 時元銃士ダルタン OBSP-009 風 ☆☆☆☆ 騎士団長エンキ OBSP-010 風 ☆☆☆☆ 絢蘭竜ククルカン OBSP-011 水 ☆☆☆☆ 薄氷の剣士ダンテ OBSP-012 火 ☆☆☆☆ 灼熱剣士アレス 期間限定イベント「帰還せよ!灼熱剣士アレス」モードに出現 OBSP-013 土 ☆☆☆☆ 融帝ダクラウ 期間限定イベント「融解する大地!融帝ダクラウ甦生!」の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OBSP-014 風 ☆☆☆☆ 永劫竜ウロボロス 期間限定イベント「∞の輪廻!永劫竜ウロボロス転生!」の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OBCR-001 火 ☆☆☆☆ 星の騎士ライト 幻定エリアに出現 OBCR-002 土 ☆☆☆☆ 不屈の闘士ロック 幻定エリアに出現 大地の闘士ロック(Lv10)+自由への地図で作成も可能 OBCR-003 風 ☆☆☆ 予言者シビュラ 期間限定イベント「∞の輪廻!永劫竜ウロボロス転生!」の参加賞を使うことで出現する幻定エリア OBCR-004 火 ☆☆ ケロゴン(虹) 幻定エリアに出現 タマゴン(Lv10)or金以外のケロゴン(Lv10)+プリズムソウルでの作成も可能 OBCR-005 水 ☆☆☆☆ ホワイト・ブルードラゴン 幻定エリアに出現 カード番号がやせいのカードと異なる OBDM-001 闇 ☆☆☆☆☆ 崩星竜ブラックドラゴン 期間限定イベント「星が…死ぬ!?崩星竜ブラックドラゴン超誕!!」モードに出現 OBLM-001 光 ☆☆☆☆☆ 創世竜プロトスタードラゴン 期間限定イベント「新たなる世界。創世竜プロトスタードラゴン光臨!」モードに出現
https://w.atwiki.jp/orecaretsuden/pages/1118.html
にんげんの神邪エイル パラメータ ジンジャーエイル パラメータ 成長パターン 初期コマンド 覚える技 ジンジャーエイル 出現条件 クラスチェンジ派生 解説 厳選 コマンドサンプル(火力重視【邪光波】型・コマンド潜在) コマンドサンプル(安定重視【邪光波】型・コマンド潜在) 由来 他メディアにおいて 台詞 にんげんの神邪エイル パラメータ 出現章 雑誌付録 性別 男 属性 ?(無属性) HP ?(10) クラス ? 攻撃 ?(1) 種族 ? 素早さ ?(1) EX 使用不可 入手方法 月刊コロコロコミック2015年5月号付録 魔王だゼッ!!オレカバトル 1巻付録 強大な力を持つ魔王ジンジャーエイル!!硬い角は山を崩し、大きな翼は嵐を起こす!平和な国もぶっ壊す!…のはずが、角も無ければ翼も無い、むしろ他よりちょっとチビ!魔王の力はどこへやら、へなちょこ人間になってしまった!だが、ケロゴンの持つひみつのアイテムをカギにはめると…!?(月刊コロコロコミック2015年5月号付録より) おジャマし魔王だゼッ!!オレさま、魔王ジンジャーエイル!激強といわれたオレさまが、ある日、へなちょこ人間になっちまった!学校?友達?オヤツのマシュマロ!?人間界って変なトコ!絶対に、魔王の力を取り戻す!いこうぜケロゴン!魔力のボールでモンスターに変身だ!まだまだ進化は止まらないゼッ!(魔王だゼッ!!オレカバトル 1巻付録より) ジンジャーエイル パラメータ 出現章 雑誌付録 性別 男 属性 火 HP 84-89 クラス ★★ 攻撃 50-53 種族 悪魔 素早さ 33-35 EX(ボタン連打) ジンジャースカッシュ→ジンジャースカッシュ セットL 入手方法 にんげんの神邪エイル+神邪ハイボール 対CPU戦で出現、カード化可能 成長パターン + HP 赤字 はA個体とB個体で差異がある箇所。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ランク F 84 86 88 89 91 93 94 96 98 100 E 85 87 89 90 92 94 95 97 99 101 D 86 88 90 91 93 95 96 98 100 102 C 87 89 91 92 94 96 97 99 101 103 B 88 90 92 93 95 97 98 100 102 104 A 89 91 93 94 96 98 99 101 103 105 + 攻撃 赤字 はA個体とB個体で差異がある箇所。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ランク F 50 51 52 53 54 55 56 57 58 60 E 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 D 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 C 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 B 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 A 53 54 55 56 57 58 59 60 61 63 + 素早さ 赤字 はA個体とB個体で差異がある箇所。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ランク F 33 34 35 35 36 37 37 38 39 40 E 34 35 35 36 37 37 38 39 39 40 D 34 35 36 36 37 38 38 39 40 40 C 35 35 36 37 37 38 39 39 40 41 B 35 36 36 37 38 38 39 40 40 41 A 35 36 37 37 38 39 39 40 41 42 初期コマンド # ★ ★★ 1 ミス ミス 2 こうげき こうげき! 3 こうげき! こうげき! 4 こうげき! 邪光波 5 ★→★★ 邪光波 6 邪光波 魔王の連撃 覚える技 単体選択攻撃 こうげき こうげき! 邪光波 ランダム攻撃 魔王の連撃 全体攻撃 防御 回復 強化 召喚 異常 EX増減 コマンドパワー増減 ためる ★→★★ 技変化 無効 ミス ジンジャーエイル 出現条件 ジンジャー島に出現。 クラスチェンジ派生 ジンジャーエイル+ラムネビーボール→ジンジャーラムネイル ジンジャーエイル+ジャンジャンハイボール→魔主ジンジャーエイル 解説 かつてオレカ界を荒らしまわった魔王がいた。彼の名は魔王ジンジャーエイル。 しかし彼は封印の箱を開いてしまい、気がつくとその身体は力なき人間の物になっていた…。 コロコロコミックの漫画「魔王だゼッ!!オレカバトル」の主人公が連載2回目で早くもオレカバトルに登場! オレカバトルでは初となる能力すらまともに書かれていないカードとアイテムの合体によって誕生する。 ここではその人間形態・神邪エイルの説明も含めて解説する。 神邪エイルはプレイヤーの名前が入る場所ににんげんのと書かれた異質にも程のあるカード。事実人間だが。 能力は書かれていないもののスキャンして戦うと何とHP10しかない。 しかも行動はルーレットを行わずに強制的にミス(相手に攻撃しようとするが画面に激突してスカ)となる。 とても戦えるものではない。 属性は無属性に当たり、全属性を含む全ての属性の影響を受けない。 性別の設定は少々変則的な男性モンスターで、アフロディテのEX技では召喚できないが、アスモデウスのEX技では即死する。 モンスターではないためなのか、このままではレベルアップや再排出もできない。 が、このカードはアイテム「神邪ハイボール」と合体させる事で力の一部を取り戻し、★2モンスターのジンジャーエイルとなる。 ★2なのは力を一部しか取り戻していないのだから仕方ないのだろう。 能力は平均的で火属性らしくやや鈍足だが、★2レベルで見れば足を引っ張る程ではない。 【邪光波】は敵1体を倍率220%で攻撃する魔法技。 ★2の技としては破格なのでなるべくこの技を入れたいところ。 (BOSS)創世竜プロトスタードラゴンのページによると闇属性を持つ模様。だとすると本来の倍率は210%程度だと思われる。 【魔王の連撃】は倍率55%×4~6回のランダム物理攻撃。 相手のEX技を誘発しやすいので削除した方がいいだろう。 2021/03/10のアップデート より、自身のEXゲージを+2する効果が追加された。 「連打連打連打!」でおなじみのEX技はやはり拡散攻撃。 新5章で、隠しアイテム「マシュマシュマロ」が登場した。 (BOSS)マシュまろ戦で採掘する事で入手できる他、オレコマンドで入手の機会が一度だけあったので当時からやっていたなら既に持っている人も少なくないかもしれない。 これをジンジャーエイル系統に持たせておくと、攻撃力がアップする。 元ネタは漫画版での彼の好物「マシュマロ」…なのだろうが、オレコマンド紹介文によると雪山原産のキノコらしい。 厳選 「にんげんの神邪エイル」から作成すれば、必ず全ステータスMAXかつコマンド潜在になる。 ジンジャー島で敵モンスターとして登場、入手できることもあるが、こちらの手段の方が確実、かつ強いので特に理由が無ければ「にんげんの神邪エイル」を使おう。 「にんげんの神邪エイル」はさすらい同様、何度も使えるので、もし持ってなければ誰かから借りるのも良い。 幸い、神邪ハイボール持ちケロゴンもさすらいカードなので、二枚を同時に使えばすぐ作れる。 また、漫画「魔王だゼッ!!オレカバトル」の1巻についている「にんげんの神邪エイル」は必ず神邪ハイボールを持っているので、早く入手したいなら、こちらを購入すると良い。 このカードを合体させると、出水ぽすか先生限定イラスト版のジンジャーエイルが手に入る。 潜在能力は当然ながら最終形態魔王ジンジャーエイルまで引き継がれる。 更にコマンドを引き継がない派生のジンジャーラムネイルや魔竜ジンジャーエイルも、潜在能力を引き継ぐ珍しい仕様が用意されている。 コマンドサンプル(火力重視【邪光波】型・コマンド潜在) コマンド潜在持ちが作りやすく、初期コマンドがこの形にするには無駄がないのでコマンド調整に不慣れな初心者にも作りやすいだろう。 魔主ジンジャーエイルに進化させるのを前提とした時もこの形にするといい。(進化の際【こうげき!】を移動に変化させると後の成長がスムーズ) # ★ ★★ 1 ミス ミス 2 ★→★★ こうげき! 3 ★→★★ 邪光波 4 ★→★★ 邪光波 5 ★→★★ 邪光波 6 ★→★★ 邪光波 作り方としては最初からある【ミス】と、2リールの【こうげき!】の片方には手をつけない。 (見た目を気にするならば、2リール2段目の【こうげき!】を残すように拘ると良い) あとは他の1リール目に【★→★★】、2リール目に【邪光波】の提案がきたら受け入れていこう。 【魔王の連撃】→【邪光波】の劣化は、最後に行うと比較的楽である。 コマンドサンプル(安定重視【邪光波】型・コマンド潜在) # ★ ★★ 1 ミス こうげき! 2 ★→★★ こうげき! 3 ★→★★ こうげき! 4 ★→★★ 邪光波 5 ★→★★ 邪光波 6 ★→★★ 邪光波 ちなみに、2リール目にミスを残さない場合、【邪光波】と【こうげき!】を3つずつ入れられる。 こちらもそれなりに強力なので、2リール目は【邪光波】3つは目標として意識しておきたい。 由来 ジンジャーエールとは生姜の味や香りを付けた炭酸飲料の事。 カクテルの材料にも使われるが、ジンジャーエール自体はお酒ではない。 ジンジャーは「ショウガ」、エールとは「苦いビールの一種」を意味する。 直訳するとショウガのビールだが、上記の通りソフトドリンクでノンアルコール。 尤も、ショウガ独特の辛味はある。甘味の強いジンジャーエールもあるが、苦手な人は気をつけるように。 オリジナルのジンジャーエールを提供する飲食店では、辛味と香り、刺激が強いものもある。 また、各種のお酒を炭酸水で割った飲み物をハイボールと言い、ジンジャエールで作るハイボールはジンジャーハイボールと呼ばれることもある。 合成に使う神邪ハイボールはここから来ているものと思われる。 漫画でパートナーとなる人間「目論ソータ」の名前の由来はメロンソーダだろう。 説明するまでもないが、こちらも炭酸飲料である。 ちなみに「神邪エイル」という名前は目論ソータが名前を聞いたときに勝手に想像したもの。 これはソータに名乗る際、自分の名前を「邪悪な名」と説明したため。 オレカ界では魔王として活躍していたので、こう言ったのも本人としては普通だったかもしれないが、 ジンジャーエイルの素性を全く知らないソータは「きっと漢字が邪悪なんだろう」と思いこんでしまった。 他メディアにおいて 「魔王だゼッ!!オレカバトル」の主人公として作られたキャラクター。 同作中においては、ジンジャーエイル、ラムーネ、ラコーラの3人は幼馴染だったと語られている。 台詞 声優は公表されていないが、青二プロ所属の「沼田祐介」氏であると言う説が有力視されている。 にんげんの神邪エイル 登場 「おジャマし魔王だゼッ!……?」「魔王だゼッ!ジンジャーエイル!……?」 攻撃 「いくぜぇ!…どごぁっ!」「ジャアッ!…うはぁっ!」「くらえっいたたたたたぁっ!」 ステータス↑ 「」 ステータス↓ 「」 麻痺 「」 ダメージ 「ジャハアッ!」 勝利 「ジャッハッハッハッハッ!スカッとしたぜえ!」 撃破 「オレさまホントは…魔王だゼッ…!」 ジンジャーエイル 登場 「おジャマし魔王だゼッ!」「オレさま…ジンジャーエイル!」 特殊カットイン(vs.冥界竜ダークバハムート) 「オレさまは…魔王だゼッ!!」 攻撃前 「ジャーン!」 こうげき 「ジャァッ!」 こうげき! 「喰ら…エーイルッ!」 邪光波 「こいつを喰らエイルっ!」「神…邪光波!」 魔王の連撃 「ジャマだジャマだジャマだ!消えちま…エーイルッ!」「魔王の連撃…ジンジンジンジン…ジンジャーッ!」 ステータス↑ 「ジンジン来るゼッ!」 ステータス↓ 「」 ミス 「間違エイル…。」 麻痺 「ジャバハア〜…」 ダメージ 「ジャッ!」 EX発動 「ジャンジャンいくゼ!」 EX技 「」 超EX技 「喰らエイル!ジンジャースカッシュ・セットL!連打連打連打連打連打・・・連打ァーッ!」 勝利 「また一歩、真の姿に近づいた…!」 撃破 「戻りたかったゼ…ホントのオレに…。」 排出(加入時) 「オレさまの秘密、知ってるか?」 排出(通常) 「オレさま…、ホントは魔王だゼッ!」 排出(Lv10) 「お前といれば、戦エイル!」
https://w.atwiki.jp/popnmiddle/pages/256.html
NORMAL HYPER EX Level - - - Objects - - - BPM - Artist - 楽曲概要 AC版ポップンの収録はAC○○。ジャンル名は「」。 解禁方法 「 パック」を購入する。 動画 攻略 各難易度ごとに[N]・[H]・[EX]で区別して記入してください 名前 コメント コメント(感想など) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/177.html
1 全員、無事とはいかないまでも、船まで戻り今、帰る所だった。 最奥に烏月揚羽達が駆けつけた時、全ては終わっていた。粉々にランマー像は砕かれ(これは六角屋灼達が破壊したのだが)、辺りに禍々しい気配は消えていたのだ。 なぜ先行で最奥に向かった6人に何もなかったのか、そしてランマーは完全に倒せたのか、そうなると誰が倒したのか。 そういった疑問を残したまま、船は港へつく。 佐治「よ、ご苦労さん」 神崎「戻ったか」 港につくと、佐治宗一郎と宮廷魔術師の神崎信が、東雲直、月宮香蓮、桐石登也に甚目寺禅次郎、そして喜屋武健と美馬小恋が待っていた。 他にも、沢山のハンターの姿が見える。 彼らと入れ替わりで、神崎と共にハンター達がやってきたようで、これから貴方達の代わりに事後調査を行うのだろう。 その中に、貴方達には気づいていないのか、集落の人を気遣う土御門伍代の姿もあった。 佐治「結局ランマーが復活してたんだって?ま、倒してきたならこの地の驚異は去ったってわけだ」 神崎「しかし一体誰が……佐治先生はご存知で?」 佐治「さあなぁ、そこらへんは宮廷の神崎の方が知ってんじゃねえか?」 喜屋武「あ、皆さん!もう出航の時間です!」 結論は出ないま貴方達は船に乗り、大和の蒼へと帰還するのだった――。 2 時間は六角屋灼達がランマーに負けた所まで遡る。 神殿最奥。 そこに、小型酸素マスクをつけた3人の男女がいた。 3人はこの遺跡の『裏道』から来ていたため、おそらく誰とも遭遇していない。 1日早ければ、調査中の飛鳥軍と鉢合わせだっただろうが。 男の一人は、ランツィラー。 西大陸の傭兵の男で、かつて大和にも傭兵の仕事で来て、ハンターと対峙した経緯がある。 もう一人の男は、包帯の男。 ラウム山脈で白神凪からラウムの核とも言える黒耀玉を奪った張本人で、彼はその玉を持っていた。 そして、最後の一人の女は。 「ねぇ、なんで私までこなくちゃいけないの?」 「まあそう言うな。お前が松原クリストフから借りた酸素マスクがなければ、こうして海中で会話や息もままならないのだからな」 「出来損ないの一人の癖に、文句を言うな」 包帯男の一言に、女はむっとした表情をする。 言い返し口論になりそうな気配を察したのか、ランツィラーはすっと手を横にやりそれを制止した。 「お喋りはそこまでにしろ。まずは目の前のこの化物をどうにかする」 彼らの目の前には、倒れたハンター達の他、邪神ランマーが3人の隙を伺っていた。 隙を見せれば今にも襲いかかってきそうなランマーに、女は右手のシルバーのリストバンドを変形させ、ブレードへと変えた。 「さっさと倒しちゃおうよ。どうせこのハンター達は助けるんでしょ?」 「ここで殺さなくていいのか?後々、邪魔をされても厄介だぞ」 「いや、構わん。あくまでも今の俺たちは裏の人間。証拠は残さない方がいい」 「……」 どうせランマーに殺された、という体になるのに何を心配しているのやら、と呆れた顔で包帯の男はランツィラーを見る。 女は早く、と言わんばかりにランツィラーを急かす。 だが前に出たのは包帯の男だった。 「だったら俺に任せろ。3秒で片付けてやる」 「グオオオオオ!」 ゆっくり歩み寄る包帯の男に、膠着状態が解除された今、ランマーは自分の射程に入った獲物を逃がすことはなかった。 復活した8本の触手で包帯の男を攻撃する。 が、その攻撃は次々と包帯の男を掠めた瞬間に凍った。 「既に抜け殻。本体はクソハンターの中か。まあ、いい。ラウムの力、ないならこんなものに用はない」 包帯の男はラウムの黒耀玉をランマーへと押し込む。 「今は”お前”で我慢してやるよクソ悪魔!!」 そう男が叫んだ瞬間、ランマーは消滅した。 正確には、玉の中へと封印されたのだ。 「やったか?」 「ああ、ラウムとは格が違いすぎるが、まあ繋ぎにはちょうどいいさ」 「ねえ、どうしてラウムじゃないとダメなの?他にも悪魔はいるんでしょ?」 無視して歩き去る包帯の男を横目に、女はランツィラーに聞いた。 どうするか迷った後、ランツィラーは口を開く。 「ラウムこそ5ついる大和の名の知れた悪魔の中では、最強の悪魔。どうやらあいつは、最強がお好きらしい」 「それはあんたもでしょ」 呆れたように返す彼女に、確かに、と納得し口元だけを笑ます。 そうして、もう一度含んだ笑みを彼女へと向け。 「お前も、人生を謳歌しているようだな。エレナ」 「お陰様で。やる事はやってるんだし、文句は言わせないよ。あたしはあたしのやりたいようにやるの」 やる事。 そう、女――松原エレナの目的は、松原クリストフと、ある人物との中継にある。 もちろん、ランツィラーのような者にも、作った品の横流しの意味もある。 「別に文句は言わんさ。ただ、もう一人の出来損ないのようにはなるなよ?」 「水鏡……だっけ。あたしはちゃんと話したことはないけど」 「あの男も哀れな男だ。全てを思い出したようだが、肝心な事を分かっていない」 「肝心なこと?」 既に去って行き、神殿最奥にいなくなった包帯の男を気にするわけでもなく、エレナは立ち止まる。 ランツィラーも止まると、己の心臓を親指で指した。 「ウバルも、ロノウィもベレトも。既に”あいつ”に味方しているという事をな」 最後に、彼は一つの名前を呟く。 そして、エレナと共に外に出るべく去っていった。 3 紅に建設中のイーストセントラルタワー。 その前に、東十常剣とある男がいた。 二人は、建設現場を歩きながら、時折剣が工事中の作業員に声をかけながら歩いていく。 「完成は6月頃予定です。ええ、あの計画も順調です。彼――ウバルがロノウィの盟友と言っていたのは本当だったようですね。 うまくロノウィとコンタクトを取り、快く協力してくれるということでした」 「……」 「ええ、土御門正宗を殺し、計画をスタートさせる。そして――」 「このタワーを爆破させる」その言葉に、彼らの近くを通りかかった作業員は気にもしなかった。 そう、既にここにいる者全員、『魔法使い』によって認識を操作されていたのだ――。 戻る
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/221.html
プロローグ・終わりの始まり 「あれ…?ここは…?」 柳茜が目を醒ますと、そこには沢山の見知った顔が倒れていた。 今まで幾度となく共に戦ったハンター達。 そして、辺りを見渡すと宇宙空間のような場所に、自分達は石造りのような場所にいた。 ユグドラシルで見た巨大な大樹と、その周りには巨大な湖がある。 ―久しいな、人間よ― 「!?」 その一言により、周りの者も目覚め始めた。 茜は、驚きの表情で眼前に聳える竜、エストレアを見る。 「えーっと…」 まず甚目寺禅次郎を探そうとした。 エストレアが用があるとすれば、彼の竜に見いだされた禅次郎だ。 辺りに沢山のハンターがいる事を見れば、茜も大勢の中の一人に過ぎないのだろう。 ―今回は貴様だ、柳茜― 「え?」 ―終わりが始まろうとしている。滅びの星、ハミルトン。魔王竜アドラメレクのみが起動できる、いち文明を滅ぼすことができる魔法― 「ちょ、ちょっと待ってよ!いきなりユグドラシルに連れてこられて、突然そんな事を言われても…」 ―心せよ、柳茜。アドラメレクに見出されし竜の戦士よ。これより、アドラメレクに代わり最終試練を開始すると宣言させてもらう― 状況を少しずつ呑みこんでいく茜。 ユグドラシル、とは言ったが、厳密にいえばここはユグドラシルではない。 ユグドラシルの5層に似てはいるが、全く別の世界だ。 何よりここが始まり。 巨大な石造りの階段があり、遥か上の層のような場所は、広大な翡翠でできたエリアとなっていた。 ―あれはほんの一角。第一階層は四季の階層となる。言うよりも行けばわかるだろう― 「…」 色々聞きたいこともあったが、確かに実際に見てみない事にはどうにもならない。 仲間に声をかけ、第一階層、四季の階層と呼ばれる場所の探索を始めるようとした時だった。 「あれ?皆?」 「…おい、どうなってんだ?ラウム」 「フェルゼちゃんっ!ハナちゃんとかみんな消えちゃったのっ~!」 いつの間にか、茜と白神凪、福良練の3人しか階段を上がってきていない。 困惑する3人に、エストレアの声が聞こえる。 ―アドラメレクにより、階層に挑める人数は決められている。そして、悪魔共は既にいない― 「そんなぁ…またせっかくフェルゼちゃんとお話しできると思ったのに…」 「いや、待て福良。この世界のどこかに、感じねぇか?ラウムの気配は、遠くだが感じるぞ」 「悪魔はよくわかんないけど…とにかく、挑めるメンバーは決められてるってことね。いつもこの3人で挑まなきゃならないってことはないんでしょ?」 ―然り。そして、貴様達と縁のある者達が、悪魔に囚われの身となっている。その者達は、エリア攻略の手助けとなるだろう― エストレアの声がやむと、8個の宝玉が3人の手に入っていた。 「これは…」 ―悪魔に囚われた者達の魂。我がいる拠点に戻れば、解放してやろう― 「…とにかく、一度戻った方が良さそうだね。悪魔の力は使えそう?」 「ああ、そこは問題ない。中にいたラウムが、力だけ残して消えたような感覚だな」 「じゃ、問題ないね。戻るよ!」 ☆☆☆ 3人が戻ると、そこには消えたはずのハンター達が戻ってきていた。 エストレアのいう事は本当のようで、一度に向かえる人数が制限されているようだ。 ―では解放を行う― エストレアの一つ目が光ると、8つの宝玉は壊れ辺りが光に包まれる。 そして、そこには佐治宗一郎、上条森羅、城ヶ崎憲明、織ヒカル、燕沢凛桜、北嶺真帆、砂金美作、葎イクルの8名が地面に座り込んでいた。 「…はい?おい!てめぇらどうなってんだ!?俺様さっきまで仕事してたはずだぞ!」 「ああああ!ちょうどいい所で!!!フラグが折れたァァァ!」 「おやぁ~?ここはユグドラシルですかねぇ~?」 「これは…そうそうたるメンバーだな」 桐石登也は、8人を見て思わず笑った。 これだけいれば百人力というものだろう。 そして。 「ヒカル~!!本物カヨ!?」 「ヒカルっ!」 「え?俺なんで…?は?イクルに…維胡琉先輩!?」 操られていた水鏡流星が、殺害したはずの織ヒカル。 彼がそこにいたのだ。 ―アドラメレクの力で、死者も貴様達の同行者として呼び出されている。総勢20名の同行者と共に、全ての階層を攻略し、立ちはだかる敵を倒し、アドラメレクの座す終わりと始まりの地へと向かう事が貴様達の目的となる。降りたい者は我に言え。現実世界に戻してやろう。ただし、その者はもう資格は失い、この最終試練への協力はできない。ここにいる者達がハミルトンを止めるか、止められず世界ごと巻き込み死ぬ時までゆっくりと残りの人生を謳歌するがいい― 「ちなみに、私は抜けられないよね?」 ―当然だ。貴様が抜けるという事は、最終試練の放棄を意味する― やっぱりね、と茜はため息をついた。 ―2月末日。およそ2カ月間、アドラメレクは待つといった。つまりそれまでにアドラメレクを倒せない限り、ハミルトンの発動は食い止められず、現実世界もろともこの世界は滅ぶ。今日は12月27日。1月1日まで待ってやろう。どの道、正式な攻略開始は1月1日からになる。そこで、他の者達は答えを出すがいい。最終試練に挑むかどうかを― 貴方達の前に、沢山の食料品が出現した。 全く調理していない、生のままの肉が、野菜が、魚が。 ―滅びの時を迎えるまでの食については、我がユグドラシルの力を以って提供してやろう― ☆☆☆ 拠点となったユグドラシルの一角に、上条が用意したスペース、アイテムショップがある。 彼だけ召喚された時、土御門家が所有する物資と共にここに召喚されたのだ。 「はぁ~、ババアは消えろ。どうしても売ってほしいなら、煌石1個10万円、ベッドの日用品は100万円。現金で」 「よし、揚羽さんこいつ殺そう」 「おっけー!」 「ちょっと、なんだよ!?僕のものだぞ!金払えよババア共!おい、来るなよ!うわあああ」 多少高いままだったが、それでもギルドで提供していた煌石等は定価よりちょっと高いくらいに、日用品も定価で。 茜と烏月揚羽の女子力で、交渉は成立した。 ☆☆☆ 拠点となったユグドラシルの一角に、貴方達が神崎信との最終決戦で使った飛行船、エリュシオンがあった。 「ここの座席を使えば、全員寝泊りできそうですねェ~」 「そうッスね、多少体は痛くなると思うッスけど」 「伍代さんもお留守みたい?」 砂金とヒカル、そして凛桜はエリュシオンの調査をしていた。 特に魔物などはおらず、寝泊りにも多少は体を痛くするだろうができるスペースはある。 肝心のエリュシオンの飛行装置などは、分かる者がいなかったため動かすことができなかったが…。 「でもこれ、掃除とか誰がするッスか…?」 「…リオは嫌よ」 こうして、エリア探索に行けない者達で交代して掃除を行う事になったのだった…。 ☆☆☆ 「いやぁ~興味深いですねぇ~!見たこともない魔物がたっぷり!」 「城ヶ崎さん、これ見て…!」 「おぉ!北嶺さんこれはすごいですよ~!絶滅したはずのむいむいです~!」 「ずいぶん盛り上がってんな…」 志島武生は、城ヶ崎と真帆と共に拠点となったユグドラシルの一角にある書庫へ来ていた。 「ここで、今まであったことを記録しておきますからね~。魔物の生態も知りたければ来てください~」 ☆☆☆ 拠点となったユグドラシルの一角に、だだっ広いだけの場所があった。 「おっしゃ、ここは訓練とかするのにちょうどいいな」 佐治はそこを眺めて一人呟いた。 「しかしなぁ、上条のアホはともかく、なんで俺様や城ヶ﨑がエリアに向かえねぇのかなぁ」 佐治が同行メンバーとして粋がっていた時、エストレアの一言を思い出す。 ―同行者は20名。しかし、佐治宗一郎、上条森羅、城ヶ崎憲明の3名は非同行者となる。同行者20名以外にも、幾人かの非同行者も囚われている。救出すると良いだろう。なお、非同行者はアドラメレクの力によりこの拠点より外には出れぬ― と。つまり佐治は既に戦力外なのだ。 「ふざけんなっつーの!だったらガキ共強くして、アドラメレクぶっ倒す!!!」 こうして、アドラメレクの、竜の戦士の最終試練が始まったのだった――。
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/266.html
エピローグ~one year later…11~ 葵にある高級マンションの一室。 そこに足を踏み入れた六角屋灼達は、生活感が殆ど無い居間を見る。 「コーヒーでいいから」 「…普通家主が出すもんじゃねぇの」 ハンターである藤咲真琴の部屋があるマンション。 彼はこのマンションの所有者でもあり、彼の部屋には幾つものハイスペックコンピュータが置いてある。 ある理由により、藤咲に借りがある灼は、軽く反論をしながらもコーヒーを入れた。 もちろんインスタントだ。豆から用意する程、グルメな人間でもない。 「Bクラスハンターなんだろ?金ならあるんだし部屋の掃除くらい、したらどうなんだ」 「悪いけど、この前株で大損したからね。マンションと最新型のパソコンを数台入れたら、もうお金なんてないんだよ。ついでに帰る時、居間の掃除よろしく」 と灼と彼の隣にいる志島武生に鼻で笑って言う藤咲。 彼の家事能力は壊滅的であり、一瞬キレイで生活感の無い部屋と思いがちだが、それはとんでもない。 基本的に彼自身の寝室兼コンピュータルームに篭ってるせいで、トイレと宅配以外で部屋から出る事はまず無いのだ。 「お前、パソコン買い替える前に家政婦くらい雇ったら…」 「さすがに値段が違いすぎるでしょ…月30万くらい?」 「20万くらいじゃないのか。いや、この家全部ならそれじゃ足りないくらいかもしれないが」 藤咲の言葉に、武生が家と言うよりマンションだけど、と付け足す。 「へぇ」と興味なさそうに相槌を打つ彼に、灼は「違う」と武生に呟く。 「藤咲…お前の買い替えたパソコン、いくらすんの…?」 「2000万くらいかな。色々オプションつけたり、リモート用に各所への監視カメラ設置の許可とか、そういうのも含めての金額だけど」 「それ家政婦くらい雇えるだろ」 「だからそんな余裕ないんだって。家政婦も年収にしたらその10分の1はかかるじゃない?」 これでも色々安くしてもらってる方、と文句を言いながら、灼が入れたコーヒーを飲む藤咲。 美味いともマズイとも言わない。 その代わり、今度は藤咲から質問が二人にとんでくる。 「で、なんで六角屋が志島と一緒にいるのさ」 「偶々大和に帰ってきててな。それで…」 「ああ、いいや。大体わかった。僕も最近、暇つぶしにDTM始めたんだけど、よかったら使っていいよ」 「今はそれよりも、龍の行方について知りたいんだけど…」 「はいはい、わかってるよ。ただ大和全域の検索範囲と言っても、龍志狼の携帯が、電波の届かない位置やギルドの衛星塔の受信範囲外にいる場合は無理だから。…簡単に言うと、圏外なら諦めてって事ね」 六角屋はせっかちだな、と息を一つつき、藤咲は部屋の扉を開く。 部屋には沢山のワイド画面のパソコンが置いてあり、その中の一つのディスプレイに人物検索マップが映っていた。 それを見て、武生は顔を顰めた。 「大和だけとはいえ、プライバシーも何もあったもんじゃないな」 「衛星を使ってリアルタイムの自分達の地域の道路情報とか見れるんだし、その延長線上じゃない?コード番号は僕が独自に振ってるから、他人に見られても平気だし」 「結局お前は見れるんじゃねえか…」 そんなやり取りをしていると、ふと藤咲がある番号に気が付いた。 ちなみに番号はD-88965745。 「いた。葵にまだいるじゃん。っていうか、一度僕の追跡を振り切ったくせに、また同じ所に戻ってるのがムカつくね」 「彼奴の事だから、また面倒臭い事でも考えてんじゃねぇの…」 「とにかく、六角屋と志島は今からそこに向かいなよ」 藤咲はディスプレイの一つを見て、パソコンを操作し画面を切り替える。 ソーシャルネットワークの会話画面が出てきて、無料通話のボタンを押した。 相手は、向坂維胡琉だ。 「もしもし、向坂さん?藤咲だけど、今ショッピングモールにいるんですよね? 依頼、丁度片付けた所でしょ?一件、追加で受けてもらえませんか。簡単な人探しなんだけど」 『あ、ごめんね。今ベレトを追跡中で…』 「ベレト?向坂さん都市伝説なんて信じてるの?鎧の中身は誰もいません。なのに火事場に現れて喧嘩両成敗して去っていきます。そんな3流ホラーなんて今どき流行らないから、こっち優先してもらえませんか?」 『ベレトはいるよ。藤咲君の後ろにいるかも…』 スピーカー会話だったので、藤咲の近くにいる武生や灼にもその会話はダダ漏れだった。 凄い形相で後ろを振り返った藤咲に二人は驚く。 「だーかーらー、そんなものは暇な奴が作り上げた都市伝説なんですって。向坂さんがダメなら、他の奴に頼みます」 『あっ、冗談だから…』 「じゃあ頼みますからね!こっちが依頼の話をしてるんですから、あんまりふざけないでくださいよ」 『別にふざけてるわけじゃないんだけれど…』 維胡琉が話終わる前に、切断ボタンをタッチし通話を切る。 ベレトは確かに、突然現れるんだよなあと思っている武生と灼だったが、数秒間を置いて睨むように二人を見る藤咲。 「…なんだよ。二人もさっさと現地に行けば?また逃げ回るかもよ?」 「別に何も言ってねえよ…」 「とりあえず行ってくるわ」 「何かあったら六角屋の携帯に連絡をいれるから、電源は入れておいてよ。ほら」 藤咲は携帯電話用の携帯充電器を投げ渡す。 灼はキャッチし、頷いた。 「…ああ、行ってくる」 二人を見送りもしないで、パソコン前の椅子に腰かけて背を向けたまま手を振る藤咲。 いつもの事なので、二人もそのまま振り返らずに出て行った。 ☆ 現地であるショッピングモールについたのはそれから1時間後。 二人は維胡琉と落ち合うと、ターゲットである龍志狼が入ったのを見たという喫茶店に入った。 「ごめんね二人共…。確かに、ここに入ったのは見たんだけど…」 「別に向坂さんのせいじゃないでしょ。なんか俺達の追跡も、最初から分かってたみたいだし」 フォローを武生が入れるが、「でも…」と維胡琉の表情は浮かない。 灼は目を細めつつ、話題を変えた。 「そういやなんで志島、藤咲の事知ってんの…」 その言葉に、ああ、と気づいたように武生は呟く。 「去年、ネットにアップするのに、編集とか上手い奴を教えてって水鏡さんに頼んだら、紹介されたのが藤咲だったんだよ」 「お前の動画、あいつが編集してんの…?」 「えっと…そもそもなんで編集とか…?確かバイクでのレースだったっけ」 「正確にはフリースタイルモトクロス(FMX)って言うんだけど、まあ、大体そんな感じ。スポンサーを得るなら、編集技術とかもいるかと思って」 「スポンサー向けはわかるけど、俺の所にも来たよなお前…」 「生のバンド演奏とかしてもらいたいじゃん?」 「へえ、本格的なのね。ハンターの傍ら、大変なんじゃない?」 福良練の紹介もあって、動画のテーマソング等も、灼のバンドの曲が使われている。 今回武生が海外から帰国したのも、そのあたりの権利等の話し合いもあった。 去年はFMXが活発な海外の国に渡ったりと何かと多忙で不参加だったが、大和でのFMX大会やフェスティバルも年に何回かあり、今年は参加するつもりらしい。 確かに本格的ではある…。 「そろそろ付き合うのも面倒臭くなってきた…」 「既にハンターは辞めてるんだよ龍。維胡琉さんもそれは知ってる」 「あっ…私としたことが…」 しまった、と言わんばかりに維胡琉の姿をした龍志狼は笑顔を二人に向けた。 「…本当の向坂さんはどうしたんだよ」 「彼女なら心配いりませんよ。ちょっと気絶してもらっているだけですから」 「本当自由な奴だな…」 呆れた様子に心外だ、と言いたそうな龍だったが、彼は維胡琉の姿のまま一つため息をついた。 「やれやれ、私の負けですね」 「それにしては、今回はやけにあっさりだな…。変装も今回は分かりやすかったし」 「おや、お気づきになられましたか」 ウザいと言いたくなるような笑顔で言い放つ龍に、二人は無言の威圧を与える。 やがて根負けし、龍はもう一つ大きくため息をついた。 「はいはい白状しますよ。今回はちょっと、六角屋君にお願いがありましてね。ああ、志島君もついでに一緒でいいですよ」 「まあ、今日は付き合えるけど」 「いいけど…約束は守れよお前…」 「3日以内に私を探し出さないと、無関係な人が呪いで死にまーすってメールですか?やだなあ、あれ冗談ですよ冗談!」 「いいから本題に入ったら?」 龍の態度に二人はウザさを感じつつも、放置したら放置したで実際に呪いで殺してしまいそうだと改めて面倒くささを感じた。 呆れながら話を聞いていたが、次の龍の言葉により、事態は急変する。 「これを見てください」 すっと一枚の白黒の写真を見せる。 そこには知らない人物が3人写っており、一人は足、一人は首から上、もう一人は体右半分が消えている。 そして、それを見た後に龍を見た。お前がやったのかと言わんばかりに。 「違いますよー!失礼ですね。これは、とある知らない人の火葬の時に、火葬場から拝借したものなんですが…」 「火葬場ってお前…」 「いつか罰が当たるぞ」 「話は最後まで聞いてください。いいですか?火葬場から拝借したものなんですが、この3人は何らかの呪いを受けているようでしてね」 結局、他人の火葬場に居て他人の私物の写真を盗みだした理由は無かったが、それよりも呪いという言葉に訝し気な顔をする二人。 誰が見ても、さすがによくない感じというのはわかる。 灼は武生よりも、それを強く感じていた。 「でも、この写真はかなり古いものだし、その仏さんの私物なんじゃないの?」 「武生君、正解です。その仏は足が無かった。ですが、話はこれから。その家族も、1ヶ月後に死んでるんですよ。全員。わざわざ調べました」 「全員って…」 実際に見ているだけで寒気がしてくるような写真だ。 だがそれだけ。 一家全滅を招くような呪いを振りまいている写真には到底思えない。 「そんなわけで、この全滅した家は仕方ないとして、残りの右半分と首から上が無い人達を探してみようかと」 「人助け?珍しいな」 「…手がかりとかは?」 「え?そのための君達と交友の広さでしょう?私は教えてあげた。それで終わり」 人助けするつもりがあるのか、ないのか。 手がかりも無いため、やる気が全く起きない灼だった。 「わかったよ…。その代わり、解決したら今度こそ約束守れよ…?」 「解決できなくても約束は守りますよ。下手をすれば、もう全員死んでるかもしれないし」 「縁起でもねえ…」 「今日中に終わらなさそうだな…」 二人はため息をつくと、まず喫茶店のトイレの個室(男女共用)で気絶していた維胡琉を救出し、怪異にも関わったことがある彼女にも手伝ってもらう事になった。 しかし、4人はまだこれが、大変な怪異による事件の序章という事にまだ気がついてはいなかった…。 ◆六角屋灼 異次元帰還後、藤咲真琴への借りを返すべく、彼の要請によるハンター業もそれなりにしつつも、彼がギターボーカルをしている『inflammation』の練習とライブに明け暮れている。 王貴桃李との『Iris+』の活動も積極的に行っており、バンドマンの中では彼の知名度も高い。 龍志狼の事は気にかけており、今回の新たなる怪異の事件の解決後は、暫くは安堵の日々を過ごす事だろう。 入生田宵丞、東雲直、甚目寺禅次郎とも交流があり、柳茜は出雲のため厳しいものの、義貴つつじや福良練等も含め、自身のライブに招待するくらい交流を続けているようだ。 ◆志島武生 異次元帰還後、ハンターを辞めフリースタイルモトクロス(FMX)を学ぶべく海外へと飛ぶ。 その際にプロモーション等の作成を藤咲真琴に手伝ってもらったことが切っ掛けで、彼には今もパソコン関係の協力はしてもらっている。 大和での大会やフェスティバルには、積極的に参加している姿が見れることだろう。 また、西大陸を主要支援国に世界の紛争地域や救助が必要な所に援助ボランティアを派遣する団体に所属し、支援物資の運搬や現地支援や、子供達との交流などの活動にも参加しているようだ。 ◆龍志狼 異次元帰還後、灼から逃げるように各地を転々としつつ、物騒な事件を起こしては灼の気を引く構ってちゃん。 時折り今回のような人助けのようなこともするが、基本的にはいい人ではないため、飽きたら灼をはじめとした解決できそうな人間に押し付けて逃げだす。 しかし新たな怪異の事件の解決後、約束通り灼の紹介した寺に1年間は住み着いていたという律儀な部分も見せた。
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/182.html
8月18日午後21時。 目を醒ました鬼ヶ原空は、ここが書斎という事に気が付いた。 書斎には中から鍵がかけられたため、念の為鍵をかけている。 「どうしてここにいるんだっけ」 寝ぼけ眼で小さく呟き、状況を整理した。 あの時、死体が草刈り用の鎌で空の足に突き刺した後、まずはクマのぬいぐるみを突き飛ばして、その後地獄歌で死体共々再起不能にしたのだ。 だが、キッチンに逃げるように向かった空は、そこで先回りしていたクマのぬいぐるみと遭遇。 ストレイキャットを発動していたため、気づかれることは無かったが、この状態でもう一度クマのぬいぐるみとやり合う覚悟はなかったため、次に向かおうと思っていた書斎へと向かったのだ。 幸い、ここには死体もクマのぬいぐるみもいなかったため、ある程度血が止まった右手のタオルを、今度は足へと巻く。 しかし、深く切れているため右手にはジャージを千切って巻いて応急処置を施した。 「あー、思い出した。それから少し意識とんでたのか」 何の感情をこめないで呟く空。 一人はこういう時に物悲しくなる。 と、その時携帯にメールが来ている事に気が付いた。 『空ちゃんへ。 向坂維胡琉です。無事ですか? ひとりかくれんぼの概要を、ネットカフェで調べたので送ります。 はじめに ひとりかくれんぼとは、降霊術の一種で、自分で自分を呪う儀式のようです。 同居人等、家にいる人にも迷惑がかかるようなので、今回は空ちゃんはそれに巻き込まれた形になると思います。 用意するもの 手足があるぬいぐるみ ぬいぐるみに詰める米 爪切り 縫い針と赤い糸 刃物(包丁でもカッターでも、鋭利なものなら大体いいようです) コップ一杯の塩水 手順 ぬいぐるみに名前をつけ、ぬいぐるみの詰め物を出し、代わりに米と自分の爪を入れて縫い合わせる。 中の米はぬいぐるみの心臓、赤い糸は血管を示しているのだとか。 隠れ場所を決めておき、そこに塩水を用意しておきます。 御前3時になったら、以下の順に行動します。 1、ぬいぐるみに「最初の鬼は(自分の名前)だからと3回言い、浴室に行き水を張った風呂桶にぬいぐるみをいれる。 2、家中の照明をすべて消し、テレビだけつけ、目を瞑って10秒数える。 3、刃物を持って風呂場に行き、「(ぬいぐるみの名前)見つけた」と言って刃物を刺します。 4、「次は(ぬいぐるみの名前)が鬼」と言って、自分は塩水のある隠れ場所に隠れる。 また、終了方法についてですが、塩水を少し口に含んでから隠れ場所から出て、ぬいぐるみを探してコップの残りの塩水、口に含んだ塩水の順にかけて、「私の勝ち」と3回宣言して終わりだそうです。 この手順を2時間以内に終了させなければならないみたいですが、時間は大丈夫でしょうか? P・S そっちに向かっているハンターもいるようなので、最悪、どうにもできない状況の時は彼らを待って行動してください』 空はメールの来た時間を見る。 20時ジャスト。 そして、現在の時間を携帯で確認する。 21時12分。 「もう2時間超えてないか?どうなるんだこの状況……」 呆れた顔で呟いた空。 それに、終了方法を見るに塩水が必須のようだ。 彼女は塩水を持ってないし、おそらくあるであろうキッチンにはあのクマのぬいぐるみがあった。 そして女の子。3階にいるであろう彼女も探さなくてはいけない。 しかしあれから2時間以上経っている。 既に彼女が生きているのか、と言うとやはり逃がした空の友人である、灰原の言うように絶望的な状態も考えなくてはならないのだろう。 加速装置を使っても、この足では満足に動くことはできない。 その事だけは念頭に入れておかなくてはいけない。 「お?」 空がそう考えていると、携帯のメールしか見ていなかったため、着信が来ている事に気が付く。 8件。うち1件が白神凪でもう7件は桐石登也だ。 最終履歴である登也に掛け直すと、すぐに彼は電話に出た。 『空、大丈夫か!?』 「登也か、電話かけ過ぎだろ」 『なんでそんなに緊張感ないかなぁ!?』 『おい登也……さっさと確認しろ』 『わかってるって凪』 維胡琉の言っていた現場に向かっているハンターというのは、この二人なのだろう。 現在の空のいる場所を伝え、維胡琉から開始・終了方法を聞いた旨を伝えると、凪からよし、という声が聞こえた。 『鬼ヶ原、今俺たちは家の前にいる』 『お前から連絡来るまで、ネットにつないで調べてたのに……維胡琉さん伝えてたのは想定外だったがね。もっと別の事を調べりゃよかったか』 「気にするな、私もひとりかくれんぼの事を詳しくは知らんしな」 『……とにかく、今から俺達は中に突入する』 『人命第一ってわけで、この家の人も許してくれるだろうさ!』 「ああ、待ってる」 電話を切る。 ひとまず、もう少し休憩を取ろうと思った。 なんせ、二人とも回復できないメンバーだからだ。 この右手と足の怪我も、もう少し付き合わなくてはいけないだろう。 来るまでもう一眠り、と思った時に灰原からメールが届く。 『空、生きてるか。 解決方法を追記しておく。無事に帰って来いよ』 と、その後に長々と解決方法が書かれていたが、要約すれば維胡琉と同じ内容だった。 「キャアアアア!」 メールを見て、いつも後手に回る灰原に呆れていた瞬間、上の階から悲鳴が聞こえた。 まだ登也と凪は来ない。 そして、一人では死体とぬいぐるみ同時相手はまず不可能。 彼らを待ってから3階に向かうか、それとも今向かうか。 選択が迫っている――。 ☆☆☆ 8月18日午後21時15分。 登也と凪は、空と電話を終えて家の中へと入ろうとしていた。 「凪、準備はいいか?」 「……ちょっと待て登也。この状況どうするんだ」 無視して行きたかったが、電話を終えた後に人が集まってきたのだ。 しかも誰が言ったのか、ひとりかくれんぼでの事件と知られてしまったせいで、更に野次馬は増える。 「みなさーん!危ないので中へは入らないでくださいねー!」 「おい!中は危ないぞ!」 「あ、押さないで!危険だから!本当に危険ですからね!」 「ったく……!」 野次馬から抜けて、中を覗こうとしたのか1階の窓を開けようとしていた少年を凪が止め、押してどんどん前に、玄関の前まで来ている野次馬の群れを登也が押し返す作業で、時間ばかり食っていた。 そして、その時二人は見た。 野次馬の中から、龍志狼が薄ら笑いを浮かべて、去っていく姿を。 「あの野郎……っ!」 「待て、登也。鬼ヶ原を優先しろ!」 「わかってるッ……!」 凪はそういいつつも、直感した。 ひとりかくれんぼがなぜこのタイミングで流行り出したか。 龍志狼の出現。 この二つが繋がるのを。 「押さないでッ!押さないでくださいッ!」 「いい加減にしろ!」 どんどん増える野次馬。 そして先ほどの少年がまた凪の目を盗んで、窓から入ろうとしていたのを再度止める凪。 この野次馬の群れをどうにかしなければ、中へ入る事すらままならないだろう。 ☆☆☆ 空…HP230/MP135/OP51/状態:重症(休憩を取るまで、行動する度にHP-200)
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/88.html
1 神崎信に呼び戻された貴方達は、村長の家へと来ていた。 彼と貴方達ハンター以外には誰もおらず、村長の奥さんにも席を外してもらっているようだった。 神崎「事情が変わった。これより蒼へと帰還する」 詳しい詳細等も言われずに、そう言われた貴方達の中に理由を求める声がある。 それを突っぱねようとしたが、飛鳥との関連を疑う者も出てきたため、神崎はため息をつくと簡潔に肯定とも取れそうな口の閉ざし方をした。 神崎「機密事項のため口外できん」 こうして、貴方達は強制的に大和の蒼へと帰還することになった。 色々と気になる事や、民羽六三郎の事も気がかりだったが、依頼主とも言える神崎の意向に逆らうことはできず、蒼へと引き返すのだった――。 戻る
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/252.html
最終階層・終わりと始まりの地 貴方達はエストレアの鏡により、最終階層である終わりと始まりの地の映像を見せられていた。 そこには漆黒の巨大な魔竜と、その背後にある繭の形をした巨大な機械装置が見える。 その2つ以外、何もない宇宙空間。 それが、最終階層の終わりと始まりの地であった。 「アドラメレク!」 「…となると、後ろの機械はハミルトンか」 そして、一度戦った者なら気づくだろう。 最後の始祖の悪魔、サルモンの姿がそこには無いという事に。 「…兄者」 「ああ…。まったく母者も厄介な奴を残して逝っちまったな」 皆から遥か後方、エストレアの視界に入らない位置から鏡を見ている二体の悪魔は、その映像を見てそうつぶやいたのだった。 創生竜アドラメレク撃破 ―改めて、ご苦労だった。アドラメレクを滅した事により、奴はこの空間とハミルトンの維持に使っていた力を、ハミルトンと共に別の次元へと移る事に成功したようだ。もう、お前達がすることは何もない。後1週間程で完全にこの異次元空間は消滅し、お前達は元いた場所へと戻るだろう― 「これで終わったんだね」 「サルモンの野郎の姿が見えねぇが…」 ―我も結界の再構築を行った。サルモンがこの拠点に攻めいることは無い。安心して、最後の時までここで過ごすがいい― 「本当にそれでよいのか?」 「…え?」 「おいロノ爺、俺達悪魔は消えるからって難癖は辞めといた方がいいと思うぞ?俺は麻衣や空たんとかのために尽力できたし悔いはない。…いややっぱり最後にハグしてちゅーして×××して○○○くらいはいいよね!?」 「自重しろ兄者」 「フォフォフォ、難癖か。本当にそうだといいのじゃがな?」 その言葉に、一同は黙る。 そして沈黙を破ったのはラウムだった。 「クソジジイ、テメェが言いたい事はわかるぜ。どうせハミルトンも破壊しろって言いてぇんだろ? でも無理なもんは無理だろ。昨日、茜達が親父殿と戦った場所は、4竜が揃ってこそ行けた場所だ。ここよりかなり別次元にあるそんな場所、さすがの俺でも行けねぇよ」 「たった5体の悪魔の中でのみ、最強を気取っている悪魔にはそうじゃろうて」 「アァ!?喧嘩売ってんのかジジイ!」 ブチギレたラウムを、フェルゼとベレトが止める。 笑っているロノウィに、訝し気に伍代が尋ねた。 「次のハミルトンは、アドラメレクの話によればおよそ1千年後。ハミルトンのあるエリアに行ける方法がないならば、それはその時代の者達に託すしかないのでは?それとも、お前なら何か方法を知っていると?」 「そんなもんは知らん。それにもし知っていても、教えるはずがないじゃろうが。ワシは敵対するつもりはもうないが、味方になってもおらんのだからな」 「だったら話を混ぜっ返さないでくれないか?お主のそういう所が、私は昔から嫌いなのだロノウィ」 「フォフォフォ!フェルゼらしいのう。まあせいぜい残りの1週間、別れを堪能するとよいわ」 ロノウィは、そういって水鏡流星や神崎信、織ヒカルを見た。 彼らだけではない、ここにいる尸黄泉はまたギルドの牢屋へ。派手な男や椿ヒメ、臥龍ヒアデス達はそれぞれの国へ。 またフェルゼやベレト、ウバルやラウムといった悪魔達とも今生の別れになるのだ。 あえて煽るような言い方をしつつ、ロノウィは消えた。 既に、今の世界は救われたのだ。 なのに今まで口出しをしなかったロノウィが、ここに来て絡んできた事に、疑念を抱く者はいるだろう――。 エリュシオン発進! 貴方達を乗せ、エリュシオンは拠点ごと飛び立った。 訓練所や休憩所とつながったまま、このエリア一帯を飛ばしている。 「見たかァ!!これぞ出雲の技術力よォ!!」 「半分以上は俺達悪魔の力だけどな」 「兄者、エストレアの力が半分以上だ。俺達は2割程度と謙虚にふるまっておかないと、こちらを睨みつけているぞ」 そう、ファニーやクレイだけでなく、フェルゼ、ラウム、ウバルと言った悪魔達。 エストレアの力や、エリュシオンにターボエンジンを6層の松原研究所にいってわざわざ強化した臥龍ヒアデスと双星ポルックス、玖珂ベルルムの力のたまものと言えるだろう。 全体を一度見た後、艦長である土御門伍代は全員へと告げる。 「これより、”規定ポイント”へと到達する。皆、準備はしておくように」 「えっ?ハミルトンの座標が分かったんですか?」 「いや、それはまだだね。ただ…悪魔組の報告が正しければ、そろそろ”向こうから座標を報せに来てくれる”はずさ」 その時、エリュシオンが大きく揺れる。 何者かの攻撃を受けたようだ。 「伍代さん!甲板に現れたようです!」 レーダーを見ていたポルックスは、伍代へと慌てて伝える。 一度頷いた後、伍代は貴方達を見た。 「総員、戦闘準備!まずは前哨戦として、始祖の悪魔サルモンを撃破する!」
https://w.atwiki.jp/kamikaze4u/pages/241.html
12月中旬、午後13時(1日目)。 甚目寺禅次郎は、村長である橋加賀の家でまずは瞬芽と唐草に話を聞いた。 「…では、探せるところは全て探したんですね?」 「はい、でも真奈はどこにも…!」 「橋加賀さん、やはりパンドラも調べた方が…」 「じゃがのぅ、あそこは二階の窓しかないんじゃよ?そこから入るには、ハシゴか脚立は絶対にいる。村を駆け回ってたこの二人が気づかないはずないと思うがの~」 橋加賀孝蔵は、あまり禅次郎の提案に乗り気ではない。 それどころか、瞬芽と唐草もその話題には触れたがらない。 禅次郎はあからさまな3人の態度に目を細めると、意を決して尋ねた。 「あの、言いたくない事かもしれませんが、あの場所で何があったんですか?」 「じゃからそれはワシが説明して――」 「橋加賀さんに聞いたわけではないです、俺は唐草さんに聞いたんです」 唐草は、ドキッとした表情で禅次郎を睨む。 しまった、と橋加賀も表情を歪ませた。 『先程も言った唐草なら、色々知っているはずじゃ。パンドラを調べるために外部から来た変人じゃからの』 「そう、橋加賀さんは言ってました。唐草さん、教えてください。わざわざパンドラを調べに来た貴方でなければ、真奈ちゃん達は救えない」 暫く沈黙が流れた。 橋加賀も隠しているのは分かるが、おそらく彼を突くよりは、唐草の方がやりやすいはず。 禅次郎はまっすぐに彼を見続けると、彼はため息をついた。 「わかった、話せばいいんだろ」 「唐草!」 「村長、この人はハンターなんでしょう?だったら解決してくれるかもしれないじゃないですか」 「じゃがのう…」 渋る橋加賀を横目に、唐草は話を切り出す。 「ええと…」 「甚目寺です」 「甚目寺さん、貴方はパンドラをどんなものだと思ってます?」 「どんなもの…ですか?」 「はい。ぱっと思いついたものを言ってみてください。貴方は詳しく調べてなくても、見たんでしょう?」 ここに来る時に見た、村外れにある一軒の家。 その家は入る扉はなく、二階に窓が一つあるだけの不思議な一軒家。 「正確には、家ではありません。 例えば神様を祀るために神社があるように、あれは家ではなく祀るためのものなのです。 ですから、子どもが悪戯しないように、いつもは人が入れないように入口も塞がれています。 まあ、換気しなければ偉いことになるので、たまに大人がハシゴで窓だけ開けるそうですがね」 「成程…では時間も無いので、もう一つだけ。」 先程からそわそわしている瞬芽さんを見つつ、今聞けるのはもう一つくらいだろうと判断した禅次郎は、唐草に尋ねた。 「そこで、何を祀っているんですか?」 ――。 ☆☆☆ 禅次郎がハシゴを使い、2階の窓を外して中へと入る。 「気を付けるんじゃぞー!」 村長の橋加賀、唐草、瞬芽も不安そうに見ている中、禅次郎は彼らに手を振って応えると、中へと入った。 2階は何もない、強いて言うなら長年誰も入っていないせいか、埃がかなり溜まったただの部屋だった。 「何も無いな…」 禅次郎は部屋から出ると、2階はどうやらその一部屋しかなかったようなので、隣接する階段を降りて1階へとやってきた。 その間、後輩3人の電話を思い返していた。 『ぜんじろ先輩、大丈夫ですか…?何かわかればよかったのですけど…』 紅の商店街で聞き込みをしている福良練からの情報の収穫は、何もなかった。 場所が悪かったのか、蒼くらいなら情報くらいは聞けただろうが…。 『収穫無しです…』 『ジジ先輩、ごめんなさい…』 そう切り出したのは粥満の市民図書館で調べている藤八沙耶と、茜の久馬堂で調べていた行成ハナだった。 得た情報は、パンドラという都市伝説について。 『結構古くからある噂のようで、その内容は蒼のある村で、決して立ち入ってはならない家があるという。 その家に入って鏡台の引き出しを開けてしまうと…』 それしか書かれておらず、その先は不明。 練もパンドラ自体を知っている、という人物はいたものの、沙耶が調べたような情報までは詳しくなかった。 ホラー好きなら知っている、程度でしかないのだ。 練もそうだが、この怪異については情報が少なすぎるのだ。 おそらく、橋加賀の姉は鏡台にある引き出しを開けたに違いない。 そしてそのせいで狂ってしまったのだろう。 だが、一体何があった? 果たして、それは今もあり、自分がそれを調べることで同じようになってしまうのではないか。 ともかく、今禅次郎がいる村までの道のりは、練、ハナ、沙耶へと伝えてある。 彼女達が更に調べ物をするか、現地に来てくれるかはわからないが、少なくとも他都市で調べるよりは効率は上がるだろう。 『実は、彼女は俺の父さんが看護してたんだよ』 唐草から聞いた話は、橋加賀の離婚した母親と姉が既に亡くなっている事。 彼女達は蒼の大都市に移り住んだ後、結局姉は衰弱死、母親もその後に自殺しているらしい。 そして唐草の父親は、その蒼の大都市の病院の看護師で、橋加賀の姉の担当だったということくらいか。 話を整理する。 まず、橋加賀の姉は友人達とパンドラに忍び込んだ。 そこで、おそらく鏡台の引き出しを開けてしまい、廃人になってしまったのだろう。 おそらく沙耶やハナが調べたパンドラの都市伝説は、廃人になった橋加賀の姉の友人の手によって流された噂なのだろうと考えてしまうのは早計だろうか。 それで辻褄はあう。 なぜなら、禅次郎が降りてきた1階にも、部屋が1つ。 どこからか人の気配を感じつつも、一先ず一つしかない部屋へと入る禅次郎。 「これは…」 さすがの禅次郎も言葉を失う。 鏡台があり、その鏡台を見るようにコートなどをかけるコートかけが置いてあるのだ。 もちろんコートがかかっているわけではなく、コートかけの帽子を掛けるところにあるのは、カツラ。 女の長い髪の毛のカツラなのだ。 それは果たして本当にカツラなのか? 嫌な気配をひしひしと感じた禅次郎は、それを警戒しながら、近寄らないように鏡台まで近づく。 まるで、鏡台を見ているかのような女の髪のカツラ。 鏡台と女の髪のちょうど真ん中に禅次郎が立つ形となる。 気味の悪さを感じながら、鏡台の引き出しを開けた。 そこには名前が書かれている。 ハナコ、サダコ、ヨシミ、ミサキ。 「ミサキ…?橋加賀…岬?」 橋加賀の姉、橋加賀岬。 その名前が確かにあったのだ。 どういう事かと考えようとした瞬間、鏡の中でコート掛けの髪のカツラが、禅次郎へと迫ってきている! 「なっ…!?」 咄嗟にスピードワールドで時間を止め、鏡台から離れる禅次郎。 カツラは動きを止め、禅次郎は鏡台から離れて急いで二階へと戻り、窓から外へ出た。 「おお、戻ったか!一体中に何があったんじゃ!?」 「はぁ、はぁ…」 心配をして尋ねる橋加賀や、何も言わないが何があったのか聞きたそうな瞬芽や唐草を見て、まず首を横に振る禅次郎。 その二人は特に、落胆の色を隠せなかった。 「結局ここにもいないのか…」 「どこに行ったのかしら…」 「いえ、違います。おそらく真奈ちゃん達達は中にいます」 「どういう事じゃ!?」 禅次郎が1階で感じた人の気配。 部屋には、鏡台とカツラしかなかった。 では、あの気配は? 禅次郎はパンドラの裏手に回ると、小さな子供ならやっと入れるくらいの穴を見つけた。 それは、パンドラの中につながっている。 「ここか…」 橋加賀から懐中電灯を借りて中を照らすと、そこには倒れている二人の少女が。 瞬芽真奈と、そういえば名前を聞いていなかったが、唐草の娘に違いない。 「おお!お手柄じゃ!!」 「よかった!今すぐ壁を壊そう!」 救出された二人は、静かな寝息を立てて眠ってしまっているようだ。 どうやら入ったのは簡単だが、出る時は体をそらせないと出れないような穴の形だから、そのままそこで眠ってしまったのだろう。 これで一件落着。 そう言ったのは橋加賀だ。 本当にそうか? あの鏡の中で禅次郎に向かってきた髪はなんだったのか。 それを突き止めるまでは、まだ終われない――。